湘南国際マラソン 2019 備忘録3
1週間ランオフが続きました。そろそろ本命の静岡マラソンへの練習を、再開したいと思うのですが、師走なので…中々。
長引いた、湘南国際レポも最終回です。
その1
湘南国際マラソン 2019 備忘録 - A carpenter's blog that can run
その2
湘南国際マラソン 2019 備忘録 その2 - A carpenter's blog that can run
遥か彼方で号砲かなり、9:00スタート。
スタートラインでガーミン計測開始。
前回のレースが散々だったので、今回はサブ4狙い…としたかったのですが、前半緩やかな下り坂。
その事に気付かず、サブ4ペースを上回る速さ。自分の調子は良いかもと、朝から沢山のランナーに囲まれて、それと湘南!!青春時代、ここをドライブしたりして、思い出が甦ったりでテンション高めでハイペース。僕の悪い癖(笑)
気付けばキロ5:20前後で巡行。でも、心拍も上がらず気持ちいいペース。
風が冷たくて…冷たくて…冷たすぎ…。
冷えすぎて気持ちよかったのだが、走ってるとトイレに行きたくなって、ずっと我慢しているよりかは、早めに済ました方がと思い、10キロ先のトイレに寄ろうと決めた。
トイレの手前、10キロ辺りにはごいさんが応援に来てくれているはず。目印はオレンジの手袋。
富士登山以来の再会をしたくて、沿道寄りに目を凝らしてオレンジの手袋を探したが、見つけられなかった。
会えると思っていたので、少し哀しくなってしまった。けど、レースは止まらない。応援してくれる気持ちは、伝わっている。
頑張らなきゃ!!、そう、自分に言い聞かせ淡々とゴールを目指す。
14キロ地点でトイレに寄り、気持ち切り替えて走り出す。この辺りでも順調でペースも5:20~で脚も呼吸も乱れてない。
まだまだ余裕すら感じた。
17キロ近辺でスライド区間。
反対斜線を走るランナーの中から、はてブロのTシャツを着たまっくさんを探した。
『まっくさーん』
スライドでは大きな声で呼んだ。
もう還暦なのに(お誕生日、おめでとうございます)力強い走り。風邪をごじらせ、調子が悪いと言っていたが、それを感じさせないほど生き生きとした走り。やっぱり凄い。
僕もああなりたい、そんな思いで背中を追う。
折り返しのバルーンが見えた。江ノ島を遠目に、体を反転、大磯ロングビーチを目指す。
湘南国際マラソンはエイドも充実している。
ここまでマグオンも食したが、胃が揺られて気持ちが悪い…。
なにか食べなきゃと給食エイドで取ったもの、『青柳のういろう』
僕の大好物(^^)これは絶対に取らなきゃと走る前から決めていた(笑)
無事getしたういろう。走りながら食べなきゃと思うのだが、包装を剥がすのに一苦労…。手が滑って思うように剥がれない…。
何度もチャレンジするが、開けられそうに無いので諦めてポケットにしまう(笑)
ゴール後のおやつだな。
(走りながらじゃ開けられないよ…。)
27キロ付近から、体に違和感が…。
脹ら脛が痛くなる…。
走っていても分かるぐらい、パンパンに腫れ上がっている感じがした。
エイドでは水を2個取り、脹ら脛に浴びせた。
冷たい水は気持ちが良くて、痛みがすぅーと引いていく。
次のエイドまでもってくれと、脚を引きずりながら向かうようになる。
32キロ付近で脚がつりそうになり、歩いてしまう。止まってしまった…。
1ヶ月のトレーニングでは、付け焼き刃なのだろう。脚が言うことを聞かない。
プルプルと震える脹ら脛。
頼むからゴールさせてくれ。
そう言い聞かせ、走っては歩いての繰り返しになる。
エイドに行けば水がある。それを脹ら脛に…。そんな思いでエイド~エイドを目標として力を振り絞る。
最後のエイドにはアザゼルさんも居るはず。
そこまで辿り着く、頑張らなきゃ!!
2回目の折り返しのバルーンが見えた。
これを折り返せば後はゴールを目指すだけ。
最後のエイドでアザゼルさんを探すも、見当たらなかった…。
脚も疲労も溜まっていてのか、会えなかった寂しさからか、エイドを過ぎたとたん脚がつった…。
最近のレースでは、殆んどのつらなかったのに。
やっぱり、オーバーペースで脚に負担かけすぎだったのか。
でも、後残り僅か…。最後の力を振り絞って、ゴールまで歩かないで走る。
と、なんと最後の最後で急な坂(笑)
上りきる間も、つるかつらないかの狭間で踏ん張る。
なんとか上りきってやっとゴール。
と、同時につる(笑)
久しぶりの攣り祭りになったよ。
でも、ゴール後のメダルを見て感動!!物凄くカッコいい!!ドラクエにでできそうな感じのメダル。嬉しい。
ゴール後も動線が明確で、荷物預け所に。
手荷物を貰い更衣室で着替えてると、まっくさんからライン。
フードエリアに居るよとの事なので、着替えて向かう。
無事合流でき、お疲れの乾杯。
あれやこれやの話をしてると、奥様も合流。
レース後の楽しい一時を過ごした。
帰り際、お二人の写真を撮った。
何故だか、撮りたくなった。
仲睦まじい様子がそうさせたのかも。
大磯駅でまっくさんと別れ、1人電車を待つ。レースを振り替える。
もう少しこうすれば、あそこではこうだったのかな、とか。1人反省会。
何故なら…。
帰りの電車50分待ち…(笑)
沢山反省したよ。
これもまた、旅ランの醍醐味かな?
こうして、僕の湘南国際マラソンは終わりました。
泊まりで行くマラソン大会は、事前の準備や時間に左右されますが、やっぱり楽しいし、いい思い出が出来ますね。
今回のレースも走力の無さで、不甲斐ない結果で落ち込むけど、旅ランの楽しさの方が勝ってる。忘れてはいけないけど、きっと忘れないはず。
次に繋げる思い出になりました。
来年の静岡マラソンに向けて、また、頑張ります。
湘南国際マラソン備忘録 完