A carpenter's blog that can run

仕事(大工)、趣味(マラソン)、息子の成長記録。その他色々。 一級技能士とマラソンサブ3.5目指してます!!!

しまだ大井川マラソン2019

週末の速報に、沢山のコメント、スター、有り難うございます。

記録が大撃沈なだけに、はてなブログにアップするのもためらいましたが、自分の記録を残す為に始めたブログだし、それにこの時の気持ちや出来事を、忘れ無いようにここに書き留めておきます。

 

去年に続いて、今年もしまだ大井川マラソンをエントリー。県内なので、自宅から高速で1時間もあれば着ける場所なので、シーズン最初の運試しみたいな位置付けの大会。

 

大井川を下って上る、高低差も少なく比較的シンプルなコース。

 

でも実際は、後半の上りが結構脚にくる上級者向けの大会なのではと、今大会で思いました。

 

am5:00起床。前日に支度は済ませておいたので、後は着替えだけ。朝少し寒かったので、はてブロTシャツのフェザーブルーを選択。

今大会で初下ろしなのだ。

 

ゼッケンも付けといた。なんとBブロック!!

何かの間違いか?とか思っちゃったりして、嬉しい反面、思いは複雑…。

なんせ、圧倒的に練習量が足りない…。

 

各地に被害をもたらした台風19号。その爪痕の処理で仕事はてんやわんや…。

 

10月の走行距離は20キロにも満たない状態。

30キロ走もスピ練もBU走も、どれ1つ行っていない状態…。

 

さすがに今回だけはフル走れないって思った。

30キロ走ったら、DNFしよう。

心の中では、そんな甘い考えだった…。

 

pm6:00、去年も一緒に走った会社のお客さんと、しまだ大井川を目指して車を走らせる。

 

pm7:20、会場に着くと沢山のランナーで賑わっていた。ここで僕の友人と合流。

三人で完走目指して頑張ろうと約束。

でも、僕の心は…。

 

pm8:50、スタートブロックに並ぶ。ここで今大会に出でいるたまおさんに、スタート前にお会いしたかったのですが、時間なくて会えなかったので、ラインで応援。

 

pm9:00、定刻で号砲。フルマラソンの始まり。

今回、作戦も何も考えず、ただ自分の呼吸と心拍の無理のないペースで走ることにした。

 

暫く走ると、キロ5:30位なら大丈夫そうだと、それに、サブ4ランナーだし走れるはず、そう、自分の実力とは裏腹に、プライドだけで5:30という数字を守って走った。

 

10㌔走っても、5:30前後で走れているから、このままいけば完走出来そうだと、甘い考えにこの時気付かず、今の状態では明らかにオーバーペース。

下り基調ということで、少し調子にのってしまった。

大井川下流の折り返し地点から、上りに変わる。

すると、すぐ体に異変が!!

まだ、23キロなのに、太腿が悲鳴をあげ、脹ら脛は固まって、今にも痙攣しそうな感じ。

脚を前に出そうと指示しても、動かなくなっていった。

 

やっぱり駄目か…。

 

もう、この時で心は折れていた。

いや、最初から折れていたと言ってもいい。

30キロ走ったらDNFだ…。

 

そんな気持ちだから、脚は止まってしまった。

 

そこからは、走っては歩き、歩いては走るの繰り返し。

股関節は激しく痛み、胃腸もヤバい。

フルマラソン走れる程の実力を、身に付けていなかった悔しさで溢れていた。

 

35キロの大エイドでリタイアしよう。

 

そう決めていた。

 

そう決めていたはず…。

 

最初から、そう決めていたのに…。

僕にはそれが出来なかった。

 

走りたくて、ここまで来たんじゃないか?

走りたくても、走れない人だっているじゃないか?

まだ走れるはず、また走るんだ。

はてブロのTシャツに手を当てて思った。

 

止まっていた脚、少しづつ動かし前に進んだ。

 

ここにきて、懸念していた胃の痛みが続いていた。

体がジェル系のものを受け付けなくなって、今回はノージェル。補給は給食をひたすら食べた。

ウルトラマラソンでは、常に食べて胃を動かし、そんな痛みが無かったのだが、今回はダメだった。何かが違うのだろう。

 

去年と同じく、温かい物食べたら治まるかもと、チキンラーメン食べた。

 

これは本当に美味しい。

富士山頂で食べた、ラーメンの味。

 

胃に染み渡る感覚を感じると、少し力が出た。

 

後7キロ、歩いてでもゴールする、そう決めて走り出した。

 

向かい風の中、少し走っては歩きの繰り返し。でも、今度は違う気持ち、ゴールへの走り。

両足ともつりそうな感覚、そのギリギリラインで踏ん張って脚を出す。

ラスト1キロは走ってゴールする、自分に決めたルールだったが、今回それも達成出来なかった、不甲斐ない…。

悔しくて、悔しくて、情けなかった。

 

沿道の声援には笑顔で答えていたが、心では泣いていた。

 

ゴール後は…。

悔しい…。

悔しい…。

それだけだった。

 

ラソンなのに、マラソンではない走りに、ただただ悔しさだけ込み上げた。

 

練習が出来なかった事を言い訳にして、走る前から棄権を考え、そんな甘い考えで、大会に望んだ事が、恥ずかしくなった。

 

もう、こんな気持ちになるのは絶対嫌だ!!

 

ラソンに対する自分の気持ち、この大会で感じた悔しさを忘れずに、次に繋げていこうと思う。


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蓬莱橋

 

今回の『しまだ大井川マラソン』は色々と自分と向き合うレースになりました。
これから課題は、脚作りもそうですが、効率の良い練習時間の取り方、これに尽きるのかなって思いました。

大会から4日経ちました。筋肉痛も治まり、仕事も大分落ち着きました。
いつまでも落ち込んでる暇は無いので、次走の『湘南国際マラソン』に向けて、時間が無いですけど、頑張っていきたいと思います。

 

しまだ大井川マラソン、レポ終わりです。