次はトレイルだ!!
ゴールデンウィーク真っ只中、次の大会に向けて脚作り再開です。
チャレンジ富士五湖でのダメージは1週間位で落ち着きましたが、久しぶりの連休で息子が甘えん坊将軍化してしまい、中々一人にしてくれません…(笑)
次の大会の為にも、走らなきゃとは思いますが、先ずは、チャレンジ富士五湖の反省点と総評です。
【良かった所】
- エイドが充実していた。
約五キロ毎に設置されているエイドが充実で、常に何かしらを補給できる体制になっている点は素晴らしいと思いました。
僕はエナジージェルを5個装備していましたが、エイド食に頼っても良いぐらいでした。
エイド食、ほぼコンプリートです(笑)
- 会場のシャトルバス
駐車場~メイン会場迄のバスの待ち時間は殆どありませんでした。常にバスが待機してる感じで、帰りもすぐ乗れました。
- 声援
朝早くから車で追いかけて応援してくれる人や、私設エイドで応援してくれた方、沿道の方々など、応援してくれる人達が素晴らしかったです。
- 富士山
僕は毎日見てる富士山ですが、それでも間近で見る富士山は、やっぱり最高に綺麗でした。
【悪い所】
- トイレの数と場所
気になったと言えば、トイレの設置されている所が少なかったことです。
各エイドに設営へされてましたが、公衆トイレとかは場所が分かりにくく、事前告知とか看板等欲しかったです。
自分への反省点は、荷物の最終確認不足だと思います。ドロップバッグに痛み止めや消炎鎮痛スプレー等、ケア用品を詰め込まなかったのは、経験不足でしょうか。
次回、忘れず用意したいと思いました。
初めてのウルトラマラソンでしたが、無事完走でき、大満足です。
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン初出場でしたが、運営もスムーズで大会の雰囲気も良くて、またエントリーも有りかなって思いました。坂好きな◯態の方ならいいかも知れませんね(笑)
僕は未定ですが、今年は秋にも開催との事です。
興味ある方は是非!!
6月最初に『忍野高原トレイルレース』に参加してきます。 (ミドルコース)
今年のUTMFでは、天候不良の為にコース短縮で大会が終わりましたが、そのコースを走れるという事で、気持ちは高ぶるばかりです。初心者マークな僕ですが、UTMFに挑んだ人達の気持ちを胸に、走ってきたいと思います。
前々から気づいてはいたのですが、僕の住んでいる静岡県富士市は、トレイルレースにアクセスするには、いい場所ではないかなって思ってました。
先のUTMFのスタート地点も富士市だし、トレイルレースが多い山梨県へのアクセスも容易だし、それにこの間のチャレンジ富士五湖も、車で一時間ちょっとで会場へ行けます。
それと、伊豆トレイルジャーニーも!!
トレイルランニングは前から興味があり、静岡市で行われていたトレイルの大会に1度だけ参加したことがあります。新緑の山の中を疾走する爽快感、山を登りきったときの景観、大自然を体で感じる、ロードでは味わえない体験が、僕の記憶に残りました。
残念ながら、その大会は失くなってしまいましたが、あの時の気持ちをまた感じたいと思い、忍野にエントリーしました。
大会までに、チャレフジで受けたダメージ回復して、トレイルラン出来る脚作りしていきたいと思います。
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 備忘録 ゴール編
ゴールデンウィークが始まりましたね。元号も平成から令和へと移り変わっていきます。
昭和~平成~令和へと、僕も年をとったものだ(笑)新しい時代、楽しみですね。
前回の様子はこちら
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 備忘録 前日編 - A carpenter's blog that can run
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 備忘録 レース編その1 - A carpenter's blog that can run
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 備忘録 レース編その2 - A carpenter's blog that can run
第六関門の『西湖公民館』を目指します。
相変わらず肋骨近辺の痛みは治まるどころか、痛みが増すだけでした。
ここからは、自分との勝負。想いだけて押しきるしかない!そう決めて走り出しました。
キロ7:00でしか走れなくなってきた身体、誰かに引っ張ってもらわないと、歩いてしまうため『小判鮫走法』(笑)で、目の前の人に付いていく。
懸命に付いていくのだが、あばら骨が痛くなる度歩いてしまう…。
なるべく身体を上下させないよう無心になって、走ります。そう、無心に…。
- 『赤池大橋先待機所』(74.6㎞)
- コーラ
- 『西郷野鳥の森公園【往路】』(77.7㎞)
- スポドリ、梅干し
第六関門の『西湖公民館』(80.6㎞)に着きました。関門時間11h00m、到着時9h45m、1h15mの貯金です。
最初は厳しかった関門時間も、後半はやや長めに取ってくれてあります。
残り20㎞、4h15m以内のゴールで完走者です。
後ハーフ一本でゴールだ!!そう言い聞かせて、第七関門へと走り出します。
僕を抜いていく人の後ろにくっついて、相変わらずの小判鮫走法。もう、引っ張って貰わないと、前には進めなくなってきました。
この次のエイド迄は坂道。
坂を下るとスピードが出て、脹ら脛から太腿が攣りそうになる…。坂道は苦手です。
- 『河口湖遊園駐車場』(89.5㎞)
- コーラ、キューピーおかゆ
(ブログネタにツーショット、笑)
第七関門の『河口湖ステラシアター【復路】』に着きました。関門時間13h15m、到着時間11h48mでした。
残り約5㎞を走りきれば、ウルトラマンになれます。
制限時間14h、貯金は2h12m。
ここに来て、もう完走できるって確信しました。
けど、何があるか分からないのがマラソン。
この先は、前半に下ってきたあの坂道を上がって行けなければなりません。
気合い入れ直すため、少し休息。
エイドではパンを頂きました。
そして最後のメダリストも食べました。
よし!!
最後の坂道へと挑みます。
僕は上り坂の方が得意ですが、走っては歩いての繰り返しでした。
前のランナーも後ろのランナーも走ってる方はごく稀に居るぐらいです。
ここまでの道程を考えたら、この坂は辛すぎますね。
走れたのは最初だけで、後はひたすら歩きました。あばら骨近辺の痛みは歩いているときの方が痛くて、苦痛に耐えながらの歩きです。
ようやく坂の終わりが見えてきました。
ここから先はゴールまで下り坂になります。
最後だから、走って完走したい!!
そう思うと、自然に脚が動き出します。
身体も気持ちもゴールを感じている、最後の力を出し切ります。
痛みに耐えながらも、前に前に進むと、歓声が聞こえてきました。
ゴールが近い!!、帰ってきてんだ!!
富士北麓公園には、沢山の人が待っていてくれました。
『お帰りなさい!!』
皆さんが口を揃えて迎えてくれました。
僕は、ありがとうございますの、感謝の気持ちで一杯でした。
競技場へ入る頃、名前を呼ばれました。
『◯◯さん、お帰りなさい!!』
もう、涙を堪えるの必死でした(笑)
帰ってきてんだ、走りきれたんだ、憧れてたウルトラマラソン、完走できんだ!!
最後は片手を挙げてゴールしました。
時間は12時間39分43秒。
長くて辛いウルトラマラソンでしたが、それ以上に楽しいと感じたウルトラマラソン。
沿道から応援してくれた方々、ランナーの為に精一杯のおもてなしをしてくれたボランティアの皆様、そして、一緒に走ってくれた皆様、本当に、本当にありがとう。
大切な思い出が出来ました。
感動をありがとう。
生涯1度と決めてたウルトラマラソン。
もしかしたら...!?
完
次回、少しだけ総評です。
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 備忘録 レース編その2
ウルトラマラソンから1週間経ちました。
金曜日には、『UTMF』が開催され、YouTubeのライブ映像に釘付けでした。
天候悪化で、大会が中止になったと聞いたときは、やり場のない気持ちで一杯でしたが、人命第一、運営側の判断は間違ってないと思います。
大会は終わってしまいましたが、この大舞台に来れたことを誇りに思ってほしいと思います。
前回の続きです。
第3関門『足和田出張所』(56.4㎞)に着きました。
関門時間7h00m、到着時6h05m、約55分の貯金です。
ここではスタート時に預けた荷物が受け取れます。
皆さんそれぞれ腰をおろし、装備の見直しや着替え、食事など様々です。
僕も適当な位置に腰をおろして、一息入れます。
ドロップバッグが何だか宝箱に見えて、開ける瞬間は、童心に返った気持ちに(笑)
最初に手に取ったのはタオル。汗まみれ?塩まみれの顔を拭きまくり。
次に持ってきたエナジードリンクを飲み干す。この時は、吐き気も治まり胃に染み渡る感覚、気持ちいい…。
予備のメダリストとマグオンを取り出し補充。
ここに来て、1つ問題が…。
用意してきたはずのロキソニンが無い!!
恐らく会場に置いてきた荷物の中に置いてきてしまった様です。
実は、ここまで来る間に、吐き気は何とか治まったのですが、両脇上のあばら骨付近が痛み出したのです。
最初はサロモンのバックパックが擦れたり振動で当たったりして痛いのかと思ってましたが、擦れてる様子もなく、ましてや硬い物なども入れてません。
バックパックを買うときレビューでは、サロモンのフラスコの底が固くできていて、それが肋骨に当たって痛いというのは見たことありましたが、当日はフラスコも装備してませんでした。
この時はまだ気にする程度なので、念のためこの先使うかもと、ロキソニンを持っていきたかったのです。
後で調べて分かったことなのですが、恐らく『肋間神経痛』だと思います。
大会参加迄は何事もなく過ごして来たので、骨折はまずあり得ません。
疑うは神経痛。急激な運動や姿勢の悪いままの運動では、背骨から出ている神経を圧迫して痛みが出る場合がある様です。
最近、四十肩を発祥し左肩が上がらないまま、思うように腕も振れてなく、もしかしたら姿勢(フォーム)が悪かったのかも知れません。
いくら探してもロキソニンが見当たらないので、仕方なし諦めました。
次はガーミンの充電。
僕のガーミンは235j。フル充電GPS稼働で10時間しか電池が持ちません。なので、制限時間14時間のウルトラマラソンでは、充電しなければガーミンの充電切れが起きてしまいます。
そこで走りながら充電するという裏技に挑戦。
用意したのは細型の充電池とリストバンド、それにガーミン専用の充電ケーブル。
それを上手く組み合わせて…。
こんな感じにしてみました。コードが外れる場合もあるので、そこは上手く調整したりしました。
ガーミンの電池の減りは、約1時間で10%。なので、今現在30%なので、70%以上回復すればウルトラマラソンの記録が残せます。(完走すれば、笑)
ここまで支度してドロップバッグを返却しました。
最後にトイレによって行こうと列に並びました。
トイレは5つ。
ここでも問題が…。
並びは6人ぐらいでした。既に使用している赤マークのトイレ2つが異常に長く、おまけに真ん中のトイレは青マークなのに誰も入ってない…。実質2つのトイレしか稼働していない状態でした。
並んでいるランナーさんと話し込んで、おかしいよねって事になり、確認してみると、真ん中のトイレは見事なまでの爆撃だったらしく、悲惨な状態…。とても使えないとの事。
残り2つのトイレもノックしてみると、誰もいなかった事が判明!!
皆さん急いで用を足しました(笑)
それにしても、もう少しマナーを守ってもらいたいなって思いました。
そんなこんなで、予定外の時間を費やしてしまい、慌ててコースに復帰、次のエイド迄は結構な上り坂、走ってる方は見受けられず、僕も坂が落ち着くまでは歩きました。
坂の途中、足和田出張所のエイド食『桔梗屋祭り』を食い損ねたと気付き地団駄を踏む(笑)ものすごく楽しみにしてたのに…。
ガックシしながら次の西湖、精進湖を目指します。
- 『旅館樹海荘』(60.5㎞)
- コーラ、ういろう
- 『西湖野鳥の森公園【往路】』(63㎞)
- スポドリ、吉田うどん
- 『精進湖湖畔駐車場』(68.6㎞)
- 水、文明堂カステラ
第5関門、旧精進湖小学校(72.2㎞)に着きました。
関門時間9h30m、経過時間8h32m、制限時間14時間で約58分の貯金です。
エイドでも給食は欠かさず食べて、吉田うどんも食べました。
ここまで来ると、両脇あばら骨付近の痛みが悪化してきました。この時はまだ原因がはっきりしていなかったので、不安でしかた無かったです。それでも気休めで水を当てて冷やしてみました。少し楽になったと思います。
残りは約30㎞。いつもの30㎞走だ!気楽にいこう!!…のような気分ではなく、胸の痛みがなければ、もっと楽しく行けるのに…。と、この先は痛みとの戦いになりました。
次回に続きます。