静岡マラソン 2019 備忘録 その3
筋肉痛も治まり、ランニング再開したいところですが、生憎の雨模様…。３月の休みは、毎週末の完成見学会で全滅…。
早く走りたいな。
静岡マラソン備忘録の続きです。
その１
その２
【41キロ～ゴール】
ガーミンを見ては、間に合うか？間に合わないか？を何回も確認します。
ほんの少し前に、正午を知らせる鐘が鳴り響きました。後20分でゴールすればグロスでサブ4奪還!!
残り時間18分、スタートロスが体感で5:00弱位なので、残りキロ6:30まではペースを下げても大丈夫…なはず？
残り2.195キロなのに、体力の限界が近いのか、身体が動きません。
両足とも痙攣し始めます。
この時、僕は迷ってました…。
キロ6:30まで下げて、ギリサブ4を狙うか？それとも、現状維持で、もがいてみせるか？
目標達成ならペース下げるのが良策、それは分かってる、分かってるのですが…。
その時でした。
『キラさーーーーん、サブ4いけるよーー。
グロスでサブ4いけるよーー。』
ネムネムさんでした。
パンダの被り物した、山○孝之、(笑)
手には、はてブロの幟。
人目も気にせず、とてもとても大きな声で、応援してくれてました。
こんな所で…。カッコ良すぎる。
迷っていた走り、もう忘れました。
最後まで、もがいて走るのが、やっぱり自分のマラソンだから、応援してくれてた人達に答えたいから、はてブロランナーだから…。
最後の最後まで、走る、走りきる!!
電池が切れそうな身体に、再び力を取り戻しました。
最後のコーナーを曲がると、フニッシュゲートが見えてきました。
と、同時にサブ4を取り戻せる事を確信します。
もう笑顔しか出ません。心の中では何度も何度も、やったぞっ、やれたぞって言いました。
42.195キロも走って、身体も疲れきって辛いはずなのに、最後の道は笑顔で走れました。
フニッシュゲートが目下に迫った時、自然と腕が上がり笑顔でゴール!!
『やった。やったよ。サブ4取り戻せたよ!!』
【ゴール～青空宴会】
振り返って一礼し、流れに沿って歩き、完走メダルやフニッシャータオルを配るボランティアの方々に、ありがとうと感謝しながら、記録証を貰いに行きます。
記録証はグロスで3:58:54、ネットで3:54:13と、記録されてました。
本当にギリギリでしたが…改めてサブ4になれたことに、終始ニタニタしながら手荷物を受け取りに行きます。
途中、kojiさんからLINE電話があり、前回と同じ場所に居ますとの事。
急いで着替えて、向かうとkojiさんが陣地にいました。
『サブ4おめでとうございます』
あれ？何で知ってるのかなと思ったら、スマホで応援しててくれました。嬉しい。
色々話し込むと、大記録のオンパレード!!
みんな凄いなーって、自分の事のように嬉しかったです。
みんなが陣地に戻ると、青空宴会の始まりです。
晩酌を控えた１ヶ月。この日のビールの為と言っても過言ではない(笑)
でも、本当に美味しかった。
話も盛り上がり、沢山沢山話しました。
そして解散の時。
またどこかで会えると信じて別れます。
僕とmacさんは同じ方向なので、帰りの電車はご一緒させて貰いました。
朝のシューズ円陣では、あまり話せなかったので、（実は緊張してました、笑）話せなかった分、沢山お話ししました。
僕が思っていた通り、本当に素敵な方でした。
macさんが走り続ける限り、背中を追いかけますからね（ストーカー、笑）
僕の地元の駅に着き、macさんと別れた後、そういえばブログ書いて無い事に気付く。
途中のベンチに座り込み、速報を記事に。
改めてサブ4返り咲きに、オッサンベンチで号泣(笑)
いい年なのにね、でも、やっぱり嬉しいよ。
ありがとう、静岡マラソン!!
静岡マラソン 2019 備忘録 その2
夕べは疲労抜きジョグ。静岡の次の日は、全然筋肉痛とかではなかったのですが、２日目にいきなり身体にきました。
遅く来る辺りが、もう初老なのかもしれません(笑)
静岡マラソン2019の続きです。
前回はこちら。
【21キロ～30キロ】
ハーフ通過時間は10:22:09。スタートが朝8:20:00。スタートロスが4:41なので、ハーフ通過時間がネットで1:57:28。グロスで2:02:09。グロスでサブ4を奪還するためにはタイムを2:09縮めなければなりません。
この時点では、僕はそんな事も考える余裕もなく、ひたすらキロ5:25を狙って巡行していきます。
安倍川を南下し海岸沿いに出ると、やっぱり向かい風(笑)
火照った身体には気持ちいいのですが、少しでも気を抜くとスピードが落ちていきそう。
しっかり腕を振って前傾姿勢で進みます。
【26キロ～30キロ】
相変わらずの一本道の海岸線ですが、僕は好きです。風がなければ(笑)
25キロのエイドでは、スポンジが用意されてました。僕はアレルギー体質で、自分の汗でも皮膚が真っ赤になるほど。なので出た汗は、ポケットに忍ばせてあるハンカチで拭き取ったりしてますが、やっぱりタプタプ水が染み込んだスポンジは、堪らなく気持ちいいー。
顔や首周りを拭き取ってリフレッシュ。
ですが、ここら辺から体から力が抜けていく感覚、体力の底辺が見え隠れしてきます。
【31キロ～35キロ】
30キロ手前でマグオンを投入。それと足つり防止の芍薬甘草湯を飲もうとしたら、手荷物に置いてきてしまいました…。朝の、はてブロの集まりで、興奮しすぎて忘れたみたい(笑)
無いものは無い。そう割りきって走りますが、足が攣りそうな気配はありませんでした。
『30キロを越えてからマラソンだ!!』
誰かが言ってたこの言葉。
毎回、脚が攣ったり、立ち止まったりするのも30キロ過ぎ。ここで止まってしまったら、過去の自分と同じ…。
自分の挑戦に負けたくない!!
自分は大丈夫、最後はメンタル!!
そう言い聞かせて、腕を振って走り続けます。
【36キロ～40キロ】
35キロの折り返しポールをポンと叩くと、追い風に変わり、まだまだ走れると思ってましたが、脚は僕の心とは裏腹に、動きが鈍くなっていきます。
気付けばペースも5:30迄落ちてました。作戦でも予想はしてましたが、グロスでサブ4するには、5:30キロ以上のペースでなければならない事は、走ってる時も分かってました。
自分の貯金は何秒だろう？
そんな事ばかり考えてました。
止まったらダメだ、止まったら走れない、脚を前に出すんだ。
前を走ってる、はてブロの仲間を目指すんだ。macさんの背中を追うって決めたじゃないか、応援してくれてるネムネムさんに答えろ！止まるな、自分はまだまだ走れる、絶対走れる、走りきれる。
そう思いながらの5キロ。
今までで走った中の、一番長く感じた5キロ。
でも、サブ4奪還が見えてきた5キロ。
次に続きます。
静岡マラソン 2019 備忘録 その１
昨日は速報にて、沢山沢山のスター、温かいコメントありがとうございました。
皆さんがくれた、星一つ一つに感謝したいと思います。
速報でも書きましたが、サブ4奪還、やっと出来ました。2年前の静岡マラソンからタイムが落ち続け、去年に至ってはワースト1という結果に….。
何としても、もう一度サブ4したい!!そんな気持ちで、静岡マラソン2019に挑みました。
朝4:30起床。前日に買っておいたおにぎり二つ（大好きなもち米）と、パンを１つ、それにウィダーのヨーグルトを食べました。
それと一緒に胃腸薬とロキソニンも。
前回のしまだ大井川では、胃が痛くて気持ち悪く、吐き気まであったので、その予防に３日前から胃腸薬を服用してました。
ローカル線の始発に乗り、東海道本線に乗り換え、静岡駅を目指します。
今回、関東からも沢山のはてブロランナーさんが来てくださるという事で、集合時間を7:15としました。
そして集合時間となると、僕も含め14名ものはてブロランナーが集いました。
そしてシューズ円陣!!
初めましての挨拶をしたかったのですが、時間が迫ってきてしまったので、撤収。
お休みなのに、応援のため駆け付けてくれたネムネムさんに、はてブロの幟を預けます。
この場を借りて…。ご挨拶出来なかった方々、遠方から来てくださったのに、挨拶もせずすみません。またお会い出来たなら、その時は挨拶させて下さい。
荷物預けとトイレを済ませ、ブロックへと整列します。
そして8:20分、号砲と共にスタート!!
この静岡で、もう一度サブ4返り咲く!!
そう決めてスタートラインを踏みました。
作戦はpetaさんのブログにある、マラソンペース計算ツールにて作成。
(petaさん、ありがとうございます。（尊敬））
スタート～５キロ迄は混雑でペース遅めの5:40。
その後は5:30。後半は脚の売り切れ予想で5:40～5:50と、ギリサブ4狙いのそのラップを、頭に叩き込んで走りました。
【スタート～５キロ】
予想通り混雑しましたが、例年よりは混雑がなかった感がありました。走り出してから暫くして、トイレに行きたくなってしまい、我慢して走るなら、早めに用を足して走ることに集中した方がいいと思い、５キロ過ぎのトイレに。1:30秒ほどロス…。
【6キロ～10キロ】
トイレに行ったことで、タイムロスを取り戻したいと思いながら走ってると、あることに気付く!!
僕のペース表はネットタイムだ！
そうなんです。
スタートロスを考えてませんでした…。
恐らく体感で5:00位、グロスでサブ4したかったので、ペースを少しあげ5:25付近で走ることを決意。そんな事を走りながら考えてました。
【11キロ～15キロ】
ペースアップは諸刃の剣。後半戦に余力を残さなければと、心を落ち着かせ呼吸を整え、神経を研ぎ澄ませます。
スライド区間では、中央よりに走って皆さん探しましたが、目の悪い僕には誰も見つけられず…。(涙)
でも、ここで『はてブロ頑張れー!!』
と、声をかけて下さったランナーさんがいました。ありがとうございます。
ここを走ってる人達も、目指す気持ちは一緒なんだなって思えたら、涙もろい僕はちょっと感動。元気貰いました。
【16キロ～20キロ】
コースは安倍川の土手沿いを南下していきます。ここでのお楽しみはやっぱり声援。毎年女子高生の黄色い声援が貰えるんです（笑）
が、今年は誰も居なかった…。
（多分、走ってる人（男子）は誰もが思ったはず、笑）
ペースは5:25～5:30近辺といい感じで走れている。少し太腿付近の付け根が痛むが、痛みは気のせい、そう思いながら走り続けます。
レース後半戦に続きます。
