静岡マラソン2018 備忘録 レース編
集結した、はてブロランナーさん達に、ゴール後で会いましょうと約束。
はてブロ幟をネムネムさんに託し、荷物を預け所に届けて、いざ、スタートラインへ!!
今年は何故かブロックからのスタート。
エントリー時の記入も毎年同じように記入してタイムも変えてないけどなー…。
と、ブツブツ考え事しながら、トイレに寄ってからブロックへ入場。
ここで静かに…静かに時を待つ。
待つ…。
待つ…。
待ちくたびれそうな位待ってたら、寒くて寒くて何だかトイレに行きたくなってきた。さっき行ったばかりなのに。緊張してるのか?
引き返せない状況なので諦め、最初のトイレ迄我慢する事に。そして8:20分…。
号砲が鳴り響き、いよいよスタート。
の、はずが中々列が動かない?
3分、4分…まだ動かない。
スタート地点まで、結局7分もかかってしまった!!汗(;゚Д゚)
今回のレース、きっと自分はサブ4出来ないだろうと予測していた。病気による練習不足、それに肋骨骨折と、万全な状態出はないからだ。
それでも、行けるとこまではサブ4ペースでいこうと、5:40で走り出す。
最初の一キロ目にトイレがあるはずと目を凝らして見つけ、並ぼうとしたが、凄い行列…。
みんな我慢してたんだなー。(笑)
列に加わり並んでいたが、いかんせん人が多すぎる…。タイムロスも考えて、次のトイレにしようと列を離れる。
すると二キロ目にも1つだけトイレが!?
並びも7人ぐらい。よし並ぼうと、暫く並んでいたが、やっぱり1つなので中々進まない。
で、良く辺りを見回したら、工事現場の仮設トイレではないか!!(笑)
並んでいる人もいたが、マナー違反かなぁと思ってレースに復帰。
三キロ目にしてようやく仮設トイレが大量に。そこで用を足して、やっと僕のマラソンがスタートする(笑)
トイレで時間取られるのはもう懲り懲り…。
気を取り直して、遅れた分取り戻そうとするも、大分ロスしたので、ランナーの列はFブロックの集団になっていた。
さすがにヤバいぞと、ペースを上げたかったが、人の多さに中々上がらず、気づけば㌔5:50近辺で走っていた。
人が散らばるまでは我慢しようと、無理せず今のペースを維持しながら、辺りをキョロキョロ。
ランナーさんたちの姿格好やシューズを見ながら、あのランパン良いなーとか、ナイキ履いてる人いないかなーとか、辺りを見回して走る。
今回のレースから、音楽を聞きながらのランは止めました。(練習時はしてるけど)
何となく、沿道の人達に失礼かなって。
それと沿道の人達の声をしっかり聞いてあげたくて。
色んな人の声を聞きながら、気付けは折り返し地点。気温も少しずつ上昇。
体も火照って熱すぎる。はてブロTシャツの半袖の部分を捲り、ノースリーブに。
反対側のランナー達に目を凝らすが、やっぱり誰ともすれ違わなかった。
自分遅すぎ(笑)
それでも懸命に走っていた。
安倍川大橋を渡り、南下。女子高生達の黄色い声援に励まされ、(ここ毎年!!、笑)マリリン・モンローにも励まされ、沿道は華やかに頑張れの声援。
音楽で、聞き取れなかった声援も、今までの中できっとあっただろうと、少し反省した。
海岸線に出た。
㌔5:50近辺のペースは変わらない。
今の自分のペースはこれが限界だろう。分かってはいたけど、サブ4は遠退いた。
でも、完走はしたい。絶対したい。
息子との約束だから。
前の日に作っておいたペース表。
その裏には、息子が書いた僕の笑ってる顔。
『何で笑ってるの?』って聞いたら、
『だってごーるするでしょ?』だって。
多分、ゴールの意味も分かってないと思う。
それでも笑っている顔を書いてくれた息子。
『がんばれってかいたよ』
『そうか、ありがと。パパ頑張れるよ』
僕は必死で涙を堪えた。(親バカ)
人を思いやるいい子になった(親バカ×2)
辛くなった時はこれを見て頑張ろうと、笑って走ろうと、何度も何度もこれを見ながら走った。
海岸線は続く…。