上棟作業...
今日は、大工修行時代を共に学んだ、弟弟子の会社の上棟作業(建方、建前)に、清水まで来ている。
こうした"家を建てる"作業は、大工が集まり、何もない所から柱を建て、桁や梁を組み合わせ、家の骨組みを組み上げていく。
大工の真骨頂だ。
一人二人では時間も手間もかかるので、大工同士の繋がりで人を呼び、1日~2日かけて、作業をする。
その作業に呼ばれ此処に来た。
今の時代、プレカット(機械が加工する技術)が普及し、大工が加工することは、少なくなったが、彼は今でも墨付け~加工までを仲間と共にこなしている。
墨付けが出来ない大工が増えている中、たいしたものだと、首を縦に振る。
私も出来るが、正直、今の自分に自信が無く出来るか心配だ。
やはり、日頃からこうした作業に従事しなければ、物覚えの悪い私は、直ぐに忘れてしまうだろう。これでは到底"一級技能士"の合格は難しい...。
毎日の積み重ねが大事。
"今からやろう!"ではなく、"今やろう‼"
そんな気持ちで、この先技術習得していかなければいけないだろう。
前に、前にと、少しずつだが、歩を進めたいと思う。