A carpenter's blog that can run

仕事(大工)、趣味(マラソン)、息子の成長記録。その他色々。 一級技能士とマラソンサブ3.5目指してます!!!

しまだ大井川マラソン備忘録 2018その2

昨日はウルトラ挑戦のブログに、沢山のコメント、応援メッセージ、ありがとうございます。僕の最初で最後の挑戦、ウルトラヒーロー目指して、練習頑張っていきたいと思います。

 

しまだ大井川マラソン、前回の続きです。

(更新遅すぎですね、笑)

 

スタートは9:00。

それまでは、ゲストの方々がトークでテンション上げてくれました。

号砲と共にスタート…なのですが、中々進まず。

スタート地点まで5分位かかりました。


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しまだ大井川マラソンは今回で2回目。

前半下り、後半は上りと、緩やかな起伏になっているのは知っていたので、前半折り返し迄は、5:25~30、後半はサブ4ペースの5:35~40で走ろうと決めてました。

 

しばらく走ると、大井川が見えてきました。

ここの川沿いに日本で唯一のマラソン専用コース『リバティ』に入ります。

 

ペースを守りなが順調に南下してくと…。

見えました!!世界最長の木造歩道橋の、


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蓬莱橋

その真下を潜り抜けていきます。

いつ見ても、カッコいいなー。

この時は思いに更ける余裕がありました。

 

さらに南下していき、17㌔地点のフルーツエイドに着きました。

 

楽しみにしてたので、ここは食べなきゃと手に取ろうとするも、立ち止まって吟味しているランナーさんに阻まれ、仕方なく手に取ったのは、グレープフルーツ?

僕は正直、柑橘系が苦手でして…食べれなくはないのですが、手に取った手前食べなきゃと、口一杯に頬張りました。

ボランティアの学生さんに、ありがとうを告げ、走り出します。

 

この辺からトップランナー達がスライドしていきます。

僕も進路を中央寄りに変え、前を走っているであろうはてブロの皆や、Iさん、同級生を探します。

最初にnaoさんを発見!!とても力強い走りで、僕に近寄って来てくれました。

ここでハイタッチ!!頑張っての一言でしたが、naoさんに力と勇気を貰いました。

 

次はたまおさんでした。赤のノースリーブでしたので、すぐに気付きました。

フォームも凄く綺麗でした。声をかけましたが、集中力が凄くて気付いてません。

僕も頑張らねばと、刺激を貰いました。

続々と折り返しをして上がってくるランナー達。

てくさんともハイタッチ出来ました。

身体の調子が悪くて練習も出来なかったようですが、走りはしっかりとした足取りで、前に前にと進んでました。

kenさんとナコ&ラマさん、それにIさんと同級生は一瞬のすれ違いで声をかけそこねました。でも、心の中では頑張れと思ってました。

僕も折り返し地点を過ぎ、今度は緩やかな上りに変わります。

すると穏やかだった心拍が少しずつ上昇し始め、呼吸も乱れてきました。

少しペースを落とそうと、キロ5:40に変え、今度はひろちゃんさんを応援しようと探します。

 

ヘザーピンクのはてブロTがとっても似合っていて、直ぐに分かると思ってたのですが、僕の方が段々きつくなってきて、下を向いたり集中力が下がってきたりして、次第に気分が悪くなってきてしまいました。

 

なんだろう、これ…。

 

レース中お腹が痛くなる事はありましたが、ここまで酷い痛さは初めてです。

内臓を手で握りつぶされている感覚が、数分おきにおこります。

それにつられて吐き気も…。

少しペースを落として、様子をみようと試みましたが、27㌔付近で足が止まります。

ここまで調子が良かっただけに、どうしてもサブ4奪取を成し遂げたい、その思いで再び走りはじめます。

でも、限界がきました…。

30キロで完全に止まってしまいました。

呼吸はさほど苦しくなく、足も痛くはない。

けど、胃だけかとても痛い…。

もともと逆流性食道炎と胃酸過多があり、内臓は弱い方です。

 

 "後日談になりますが、マラソン中腹痛になるのは色々原因があるそうです。

ググってみると結構hitしましたが、レース前のロキソニンの服用、レース中の水分の取り過ぎ、運動障害等、どれも僕に当てはまる(笑)"

 

確かに、この日はとても暑くエイドでは水分を取りまくってました。また、レース前に痛む箇所があったので、ロキソニンも服用しました。

全ては僕のミス…。

事前に調べておけば良かったのかも…。

でも、この時はそんな事知らず、エイドで食べたグレープフルーツがあたったと勘違い(笑)

しまだ大井川運営者様、すみません(涙)

 

この時はもう、頭の中ではDNFがぐるぐる回ってました。

この先の大エイドでリタイヤしよう。

そう決めて、トボトボ歩いたり走ったりしてた向かった先に…。

『キラさ~ん!!』

ん、!?

誰かに呼ばれた気がする…。と、声の方へと顔を上げると、kojiさんが立っていました。

『キラさ~ん、頑張って下さい!!』

『後9キロですよー!!』

大きな、本当に大きな声で僕を励まして下さいました。

僕は答えるのが精一杯で、『ダメだー』と、弱音を吐きました。

僕はこの先でリタイヤします…と、言えませんでした。

kojiさん、走れないのに、走りたいの我慢して、ここまで来て応援してくれてる、その気持ちがとてもとても嬉しくて、折れかかってた僕の気持ちを治してくれました。

 

後9キロ、サブ4無理でも、完走したい!!走りきりたい!!

気持ちが甦ります。

 

 

続きます。