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~in my side,with a smile~ kira`s diary

仕事(大工)、趣味(マラソン)、息子の日記。その他色々。 今の目標は、一級技能士とマラソンサブ3.5‼

静岡マラソン2017出走記②

前回の続き。


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20㎞~25㎞


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ラップ  26:06  average  5:13

安倍川沿いを更に南下。海岸線に辿り着く。

風は少し向かい風に感じた。

潮の香りがとても気持ちよく、道もストレートに近いので、清々しく走れた。

この頃から、150前後で落ち着いていた心拍が徐々に上がっていく。

 

25㎞~30㎞

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ラップ  26:43  average   5:21

海岸線が続く。海が近いからか陽射しが強く、暑さが体に突き刺さる。額からは大量の汗。マラソンの時は、ハンカチとか汗を拭き取る物をポケットに入れて走るのだが、今回のレースでは忘れた…。なので、給水ポイントで受け取ったスポンジを代用しようとポケットに入れた…が、水の切れが悪かったらしく、ランパンは変なとこが濡れてしまった(笑)恥ずかしい…。(爆)

30㎞の壁を越えるべく、ザバスピットインを投入。(2回目)

ここでもmag-on投入したかったが、どうやら置いてきたらしい…。 

30㎞~35㎞

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ラップ  29:35  average   5:55

ペースは落ちてくものの、心拍も160前後でまだまだ行けると思った33㎞付近で、右膝辺りが突然痛みだした。

いつもはふくらはぎとか、太股裏とかが痛みだしたりしたが、今回は全く別の場所。

ペースを落とし、様子を見ながら走るのだが、痛くて堪らない。

仕方ない、一度体勢を整えるべく、徐々にスピードダウンして、止まらないように歩いてみた。

そんな程度では痛みが収まらないのか、それとも、止まれば楽になれると、自分の弱さがそうさせたのか、自然と足が止まってしまった…。

と、その次の瞬間、右足に電流が走り、攣った。

他のランナーの邪魔にならないよう、膝を押さえながらコースアウト。

攣りを治そうと、処置を施すと、この時は直ぐに収まった。

膝の痛みはまだ残るが、先に進まなければと、ペースをキロ:6:00迄下げて走り出す。

 

35㎞~40㎞


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ラップ  36:00  average 6:00

依然として右足膝の辺りが痛み、一歩一歩が辛くなる。右足を踏み込めなくなってくると、体が自然と左に傾く。こうなるとフォームもバラバラ。

あちこちにズレが生じ痛みが広がっていく。

走っては歩き、走っては歩きの繰り返しに、右足をかばっていたせいか、今度は左足が痙攣し始める。

36キロ付近、歩道に体を乗り上げる。

 

もう、限界か…。

 

そんな言葉が脳裏を横切った。

 

私は両手で膝を押さえ、前屈姿勢のまま、回りを見ることが出来なかった。

皮膚の下に、何か別の生き物がうごめくかのように、筋肉が波打っていた。

それを押さえようと、爪を立て膝をつかんだ。それでも痙攣は止まらなかった。

完全に動けなくなってしまった。

周りの応援の方々が私を見ていただろう。

ここまでの道のり、沢山の声援を貰ってきた。

沢山の方々が声援してくれたのに、それに答えることが出来なくて…悔しい。

皆さんの顔が見えない位、私は顔を伏せた。

目が合えば、泣きそうになるから。

 

動けよ‼俺の脚‼

 

何度も何度も膝を握りしめ、怒りを膝にぶつけた。

ここでDNFでもいいじゃないか?

練習不足だからしょうがない?

でも、今までの練習は何だったのか?

自問自答の世界が、葛藤が始まった。

 

私は…走り出した‼

 

目標も、自己ベストも、サブフォーだって関係ない。

私を応援してくれる人達のために、私は走らなければいけない。そう、感じた。

この大会に携わった人達への精一杯の感謝をしたい。

それがゴールすることなんだ。

膝が痛くても、前には進める。

一歩一歩、前に、前に…。

 

40㎞~Finish
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ラップ  18:22  average   6:07

41㎞付近で、またもや両足が同時に攣る。

コースアウトし、痙攣が治まるのを待っていると、ボランティアの方が近寄ってきて、

「救護呼びましょうか」

との、問いかけ。私は、

私「大丈夫です。まだ走れます。」

ボ「分かりました。ここまで来たのだから、きっとゴール出来ます‼最後まで頑張って下さい。後少しです‼」

ボランティアの方は、側を離れず私の様子を伺いながら、励ましの言葉をくれた。

有難うございますの言葉と共に、私は走り出した。

ここから先は、止まらないで走りたい。

最後ぐらいは、止まらないで走りたい。

攣るか攣らないかのギリギリのラインで少しずつだが、前に進むとフィニッシュゲートが見えた。

周りには沢山の声援を送る方々。

ここまでこれたのは、皆さんのお陰だと、心から思った。

沢山のランナーがゴールしていく。

私もいよいよその時が来た。

だが、両手を上げてゴール出来なかった。

悔しさで上げる事が出来なかった…。

 

ゴール後は少し落ち着くまで路肩に寄り、呼吸を整えた。

レースが終わった事を受け入れる時間が欲しかった。

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落ち着きを取り戻して、記録証を取りに行く。


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目標に及ばず、自己ベスト更新もならず、悔しい気持ちだけが残った。

 

 

これまで沢山のレースに出走したが、こんなに悔しさで溢れたレースは初めてだった。

この悔しさの原因は、自分の弱さ。

自分の脚力の弱さが露出したレースになった。

まだ私の脚は、フルマラソンに耐える脚ではない事を悟ったレースにもなった。

自分の弱さを知ることが、強くなれる自信に繋がる‼。

私はその事を知ってるから、また強くなれる。

弱さを力に代えて、もう一度、両手を上げてゴールしようと思う。

また、走ろう‼。

 

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